ライターをやってみたくて、クラウドソーシングサイトに登録したけれど、何を書けばいいのかと悩んではいませんか？なんの実績も経験もないままに「プロフィールを書け！」と言われても困るでしょう。しかし、少しのコツを覚えれば、初心者でも魅力的なプロフィールが書けるようになります。今回は初心者必見！ライターの魅力的なプロフィールの書き方をご紹介します。
ライターのプロフィールは「名刺」のようなもの
クラウドソーシングサイトで仕事を得るためには、プロフィールは非常に重要です。「ライターなんだから文章さえしっかりしてればいいんじゃないの？」と思うかもしれません。
もし、あなたが発注する側だとしたらどうでしょうか。初めて仕事を発注する相手をどこで判断するか…まずはプロフィールを確認しませんか？
やはり受注する側も遊びでお金を払っているわけではありませんので、しっかりとした人に頼みたいと考えています。
あなたがライターとしてよほどの実績があり、有名であれば別です。しかし、初心者の場合は、実績もなければ有名でもないでしょう。
そんな人のプロフィールがスカスカだったら…おそらく発注しようとは思わないでしょう。初心者ほど、まずはクライアントの目に留まるプロフィールを練る必要があるのです。
「そんなこと言われても書くことがないよ～」と悩む必要はありません。とりあえず、これから紹介する５つの項目をプロフィールに混ぜ込んでみてください。
周りの初心者に差をつける、魅力的なプロフィールが出来上がること間違いナシです。
仕事が増える！？魅力的なプロフィールの書き方 ５選
早速プロフィールを書いていきましょう。
クラウドソーシングサイトでのプロフィールは、クライアントに「このライターに発注してみよう」と思わせるものでなくてはなりません。
最初はうまくまとまらないこともあるでしょう。しかし、まずは書いてみることをおすすめします。細かい部分は、あとから修正していけばよいのです。
何が書けるのか？を明確にする
一口にライターといっても、様々なジャンルがあります。「どんな内容の記事でも書きこなします」という万能な人は少ないのではないでしょうか。
そのため初心者はまず、「自分にはどんな記事が書けるのか」自己分析してみましょう。
過去に金融機関に勤めていた経験があるならば、金融ネタが書けますし、趣味でゴルフをやるのではあれば十分ネタになります。子育ての経験を生かすのもよいでしょう。
自分の強みを分析し、絞り込んだほうが依頼はきやすくなります。ジャンル選定は、「特定の分野にくわしい」もしくは「興味がある程度」でOK。
「○○がやりたい」というボンヤリとした書き方ではなく、「○○ができます」と言い切ったほうが、クライアントも安心します。
自分とじっくりと向き合い、まずは得意なジャンルから挑戦するのがおすすめです。
「初心者」を匂わせる表現を使わない
プロフィールを見ていると、よくこのような表現を見かけます。
- 始めたばかりですが…
- 初心者ですが…
- 未経験ですが…
これ、全部NGです！
確かにライターを始めたばかりだと、不安もあるでしょう。自信のなさから、「初心者です…」と逃げたくなる気持ちもわかります。
しかし依頼するほうからすれば、「初心者や未経験＝未熟者」と無意識に判断してしまうのです。また初心者をイチからキッチリ育ててくれるクライアントは稀でしょう。
そのためプロフィールに「初心者を匂わせる言葉」が入っていたら、すぐに消してください。クラウドソーシングサイトでは、初心者を狙って安い単価で書かせようとするクライアントも存在します。
経験が浅いことは、実績を見ればなんとなく察しがつきますので、わざわざ自分から言う必要はありません。
仕事を受けようと決めた以上、初心者もプロもアマチュアも未熟者も関係ありません。プロとしての自覚を持ち、「初心者だから…」という考えは捨てましょう。
「～と思います」はなるべく使わない
プロフィールに「○○もできると思います」と書いていませんか？
例えば
- 「ご要望にお応えすることができると思います」
- 「～の記事も書けると思います」
- 「丁寧にやろうと思います」
「思います」という表現は、相手になんとも言えない曖昧な印象を与えてしまいます。そのため使い方には注意しましょう。
先ほどの例であれば、以下のような表現がよいです。
- 「可能な限りご要望にはお答えします」
- 「～の記事も書けます」
- 「丁寧さを心がけています」
曖昧な表現は使わず、なるべく言い切る形にすると、自信にあふれた文章になりますよ。
実績は数字を使って具体的に伝える
アピールポイントとして、数字を使うと説得力が増します。そのため実績は数字で具体的に表しましょう。
例えば、以下のようなプロフィールがあるとします。
- 飲食店で働いていました。
- ○○関連の記事を主に書いています。
- ワードプレスを長年使っており、基本操作は完璧です。
これを数字を使って具体的に表してみましょう。
- 飲食店で５年働いていました。
- ○○関連の記事を50本以上納めています。
- ワードプレス歴は2年。そのため基本操作は完璧です。
なんとなくボンヤリとしたイメージが引き締まった気がしませんか？このようにどんな小さな実績でも構いません。数字がわかるところにはドンドン入れていきましょう。
経歴は箇条書きにし、深堀する
プロフィールを書くにあたり、自分の経歴を書くことが多いです。ライターがどのような経歴を持っているのかは、クライアントも興味があります。
そのため経歴を書くのは必須ですが、以下のような書き方は読みにくいためNGです。
ご覧いただきありがとうございます。私は○○大学を卒業後、不動産業界で働いていますが、もっと幅広い知識を生かしたいと思い、登録しました。
宅建士を持っており不動産関係全般や法律関係は得意分野ですが、他にも趣味で行っている旅行や食べ歩き、ネットオークションなど幅広く対応していければと思います。
よろしくお願いいたします！
プロフィールはまだ実績のない新人を意識して作成しています
上記は、実際にクラウドソーシングサイトで新人さんが書いていたプロフィールを参考に書きました。内容が若干具体性に欠ける上、ライターの人物像が伝わりにくいですね。
プロフィールを書くときは、「箇条書き」と「具体性」を意識すると見やすくなります。
ご覧いただきありがとうございます。○○と申します。
現在は不動産会社で営業をしております。仕事で得た知識を生かしたいと思い、ライターを始めました。
【経歴】
・○○大学 △△学部卒業
・不動産会社勤務 10年目 営業7年/契約から解約まで全般を担当
・宅建士を取得
【趣味】
・旅行
◆国内：京都/奈良/沖縄/北海道/広島など
◆海外：モルティヴ/ハワイ/グアム/香港/台湾など
・食べ歩き （特にラーメンと、B級グルメが大好きです）
・ネットオークション （ヤフオクやメルカリで出品経験あり。最高収益月6万円）
昼間は正社員として働いているため、作業時間は帰宅後の2~3時間です。
不動産業務で契約書を取り扱った経験から、丁寧で正確な仕事には自信があります。宅建士の資格を取得しているため、不動産関係の記事はもちろんのこと、試験の勉強方法まで幅広く取り組みたいと考えています。
よろしくお願いいたします。
※（ブログやツイッターがあれば一緒にアピール）
実績のない初心者の場合、どうしてもアピールできることに限界があります。まだ仕事をしたことがないのですから当然ですよね。
そのため自分の経歴や趣味・特技などを深堀し、なるべくたくさんの情報を書きましょう。
未経験の場合は、やる気やフットワークの軽さを前面に押し出すのもおすすめです。ただし「なんでもやります」では逆に依頼がしづらいので、ある程度ジャンルを絞ったほうがよいですね。
ライターはプロフィール次第で注目される
ライターの名刺ともいえるプロフィール。未経験や初心者の場合、特別な経歴な実績がなくても、やる気で十分アピールできます。
仕事をゲットするためのプロフィールの書き方は以下の通りです。
- 何が書けるのかを明確に
- 初心者を匂わせない
- ~と思います、と曖昧な言葉は封印
- 数字を使って説得力を
- 経歴は箇条書きにし、深堀する
クライアントは応募書類も見ていますが、ライターのプロフィールもチェックしています。
「仕事を受けたからにはプロ」と自覚を持ち、自信をもって仕事を取りにいきましょう。
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